ブログ「宿主のひとりごと」

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2025/06/28 宿主のひとりごと 令和7年6月 new

先日東京において旅館組合の全国大会が開催されました。
やはり東京は集まりやすいという事もあって、地方で開催されるより参加者が多かったようです。
午後の2時からの式典でしたので、12時45分頃東京に到着する山形新幹線に10時過ぎに乗り、東京駅からどのように乗り換えて行こうかなどと考えながら乗っておりました。
式典の開始まで時間がありそうなのですが、乗り換えを考えるとそんなに時間もないことから、かみのやま温泉駅で「牛肉弁当」を買って乗り込みました。
自分でも悪い癖だと自覚しているのですが、目の前に食べ物があると、待っていられない(犬でも待てをするのに・・・)もので、11時になる前には食べ終えていました。
そうしているうち宇都宮に到着すると、車内アナウンスで「先に走行していた車両が故障して走行できない状態になっているため、しばらく停車します」との案内がありました。
まあここまで来ているので、最悪でも在来線で行けば何とかなると思い、比較的落ち着いて乗車していました。
ほかの乗客の方で、少しあたふたと車掌のところに行く人などもいましたが、全体的には落ち着いた雰囲気でした。
少しすると「この列車は小山まで行き、そこで皆様には降車していただきます」との車内アナウンスがあり動き出しました。
それから慌てて乗換案内を検索したら、在来線で新宿まで行けることがわかりましたが、残念ながら式典の開始時刻にはとうてい間に合わない時刻となることがわかりました。
遅れることを事務局の方に連絡して、乗り換えをして1時間半遅れで会場に到着しました。
そんなアクシデントがありましたが、全国から参加された昔からの知り合いの方々に、久しぶりでお会いできましたし、山形県の方々だけの二次会では、おいしいものをたくさん食べて楽しいひと時を過ごすことができて、いろんな話で情報交換ができて、本当にありがたいと思う一日でした。
しかし、次の日からは山形新幹線の福島での乗り換えが必要な運行がはじまり、今日に至っております。
比較的楽に乗り換えができる場合と、少し移動に時間が必要な乗り換えとあるようですが、ほぼ通常時と変わらない本数が運行されているようです。
東京方面からおいでになる場合は多少のご不便をおかけいたしますが、是非変わらず山形へおいでいただければ幸いです。
昔のように「特急つばさ」で福島まで行き、乗り換えて上野まで行っていたことを考えれば、ちょっとは不便ではありますが、旅の楽しみの一つとしてご容赦いただければ幸いです。
JR東日本に代わりお詫び申し上げますとともに、山形においでいただけることを心よりお待ち申し上げている今日この頃です。
最後までお読みいただきありがとうございます。

有馬館
館主 須藤 信晴