2025/04/30 宿主のひとりごと 令和7年4月 new
古希を祝う同級会に参加して
先日、古希(70歳)を祝う同級会があり、幹事の一人として関わらせていただきました。
これまでにも、42歳、46歳、そして還暦の60歳の折に同級会を開催してきました。60歳の還暦の際には、「これからは4〜5年に一度、定期的に開催しよう」という声も上がっていたのですが、その後の新型コロナウイルスの流行により、計画は一時中断を余儀なくされました。
しかし昨年秋頃から、久しぶりに再開へ向けた準備を始め、先日4月20日に無事開催することができました。今回は人数の関係で、有馬館ではなく、大型旅館での開催となりました。
私たちの母校は1学年総勢334名という、いわゆるマンモス校でしたので、案内状の発送も一苦労です。今回は、これまでの開催で整理してきた名簿をもとに、約260名ほどの方へご案内をお送りしました。なお、残念ながら先立たれた方や、住所が不明のままの方も約70名ほどいらっしゃいました。
私の経験上、こうした同級会では「半数集まれば大成功」と思っています。
まだまだ働いている人も多いですし、体調に心配の方もいると思われることから、今回の目標を100名としましたが、締切時点では88名の参加表明をいただき、まずまずの滑り出しでした。その後、体調不良やご家族の事情などで欠席者が増え、最終的な参加者は77名となりました。
これまで毎回参加していた方々が今回は欠席された一方で、これまでなかなか参加できなかった方が、定年退職を機に時間に余裕ができたり、退職後に故郷・山形へ戻ってこられたことで、50年以上ぶりの再会を果たす場面も多く見られました。
会の中では、簡単なゲームを楽しんだり、竹内まりやさんの「人生の扉」を合唱したり、懐かしい校歌を皆で歌ったりと、盛り上がりを見せました。
これだけの人数を取りまとめるのは容易ではありませんが、当時生徒会長のS.K君を中心に、各クラスの代表幹事がまとめ役となり、皆で協力しながら、楽しく心温まるひとときを過ごすことができたことを、本当に嬉しく思います。
人生の折々に、こうして顔を合わせ、語り合えることのありがたさを、改めて感じたひとときでした。
今回参加された皆さんはもちろん、残念ながらお会いできなかった皆さんとも、また次の機会には笑顔で再会できることを心より願っています。
時が流れても、心は変わらず、つながっている。
そんな温かなご縁を、これからも大切にしていきたいと思います。
どうぞ皆さま、くれぐれもご自愛のうえ、お元気でお過ごしください。
また必ず、元気な姿でお会いしましょう。
なお、これをご覧になられた同級生の方で、何らかの事情で今回の案内が届いていない場合は、大変申し訳なくお詫び申し上げるとともに、次回のために、お知り合いの同級生、または私のところまでご連絡いただけますと大変助かります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
有馬館
館主 須藤 信晴